実    践


「富野菜」の栽培農家を増やす

 農業の発展は先ず生産を増強し販売を拡大して行くことです。その為には、休耕地活用、魅力ある作物生産、生産性アップ、農業への若手の流入などが必要です。魅力ある作物とは新鮮・美味しいことは勿論、長寿社会を目指すには、農薬・化学肥料が健康を害さないように管理されていることが重要です。また、日本の農業生産性は世界では高くはありません。農家の高齢化が進む今、地元機械メーカーと連携し機械化・IT化を進めることが重要と考えています。ITと親和性のある若手人材を農業に集めるため、サンダーバーズなど地元のスポーツチームと提携していきます。


焼き芋専門店「富いもや」をプロデユース

農業生産を拡大するため、先ず栽培しやすく農薬・化学肥料の要らない作物としてサツマイモを選択し、県内のいくつか農家で賛同を得てサツマイモ畑が増産されました。品種はサツマイモ革命と言われる糖度NO.1のしっとり系「紅はるか」です。増産されたサツマイモを販売するため、7月に焼き芋専門店「富いもや」藤の木店、8月に高岡野村店をオープンしました。温かい焼き芋のほか冷凍焼き芋を製造販売しました。3号店、4号店をオープンする計画もあります。また、今後「富いもや」ブランドのサツマイモ加工品も製造販売する予定です。

旬
農産品販売ECサイト「旬マルシェそよかぜ」を運営

世界的な問題となった新型コロナウイルスのため生活様式の変化が言われています。対面のビジネスが無くなることはありませんが、コロナ問題のみならず、農家の高齢化、買い物難民、共働き世帯の増加など世の中の動きが、ITを活用した非接触型ビジネスを求めているのも確かです。グループ会社で野菜直売所「そよかぜ」を長年運営してきましたが、さらに富野菜を全国に発信するため農産品販売ECサイト「旬マルシェそよかぜ」を11月にオープンします。環境や健康面での一定の基準でプロの農家の方の参加を募り、インターネット上の直売所を運営したいと考えております。「そよかぜ」で絆をつないできた県内農家約1千先の皆さんが「旬マルシェ」の基盤になります。

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